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【フィリピン人講師の英語力ってどれくらい?】訛り発音・英語ネイティブとの違いを徹底分析

フィリピン留学が人気らしいけど、フィリピン人の英語って実際どんな感じなんだろ…
フィリピン人の英語は訛りが強いからダメだよって友達に言われたけど、アメリカ留学は高額だし…どうしよう?

 

こんにちは、Yutaroです。

 

先日の記事で「フィリピン留学のメリットとデメリット」について徹底的に解説しました。今回の記事ではそんな「フィリピン人英語講師の英語力やアクセント」について解説していきます。

 

この記事を書いている僕は22歳の時にフィリピンのセブ島で3ヶ月間の語学留学を経験し、26~27歳の時に違う語学学校で1年と4か月間スタッフとしても働いていました。英語講師の「採用面接」や「クオリティチェック」も僕が担当してたので、フィリピン人の英語にはかなり詳しいです

 

これからフィリピン留学やオンライン英会話を検討している人におすすめの内容となっています。では、一緒に見ていきましょう!

 

 

フィリピンの公共語はタガログ語と英語

フィリピンの公用語は2つあります。1つは「フィリピン語」(タガログ語)で、もう1つが「英語」になります。

 

フィリピンの公用語が英語の理由

フィリピンでは170を超える言語(方言)が存在しますが、お互いに意思の疎通をすることは簡単なことではありません。例えば、セブ島留学で人気のフィリピン・セブ島だと「ビサヤ語」(セブアノ語)と「英語」が公用語として話されています。

 

日本だと関東人でも関西弁を喋る人と意思疎通が簡単にできますが、フィリピンの首都マニラ出身の人は、同じフィリピン人でもセブ島の言葉は理解することができないんです。なので、ほとんどのフィリピン人が「フィリピン語」と「英語」を話すことができます。セブ島出身のフィリピン人は「ビサヤ語」「フィリピン語」「英語」の3つ言葉を話せるということになりますね。

 

フィリピンの学校教育では「英語」で授業を受けます。テレビなどメディアではフィリピン語ではなく英語が使われることが多いです。さらに、戦後フィリピンはアメリカに統治されていた期間が長いのでアメリカ英語を話すようになったとも言われています。

 

フィリピン人は英語ネイティブなの?

フィリピンの公用語として「英語」が話されますが、フィリピン人は英語ネイティブではありません。フィリピン人の母国語は「フィリピン語」となり、英語は僕たち日本人と同じように第2言語として習います

 

ただ上記でも紹介しましたが、フィリピンの公用語が英語なので英語を毎日のように使います。なので、ほとんどのフィリピン人が英語を話すことができるんです。

 

英語を話す人口の多さトップ5!

Wikipedia”によると、英語を話す人口の多さではフィリピンは世界5位に位置してます。この数字は英語が母国語のイギリスやカナダ、オーストラリアよりも上の順位なんですよ。

 

格安で語学留学ができて、なおかつ英語をどこでも話せる環境が整っているのがフィリピンなんです。フィリピン留学がなんで人気なのかが分かりますね。

 

フィリピン人の実際の英語力とは

さて、フィリピン人がみんな英語を話せるということは分かりましたね。

 

でも「英語を話せる」ってどれくらいのレベルから話せると認定されているのか疑問なところですよね。日本人でも「英語ができる人」と「英語ができない人」で区別されることが多いですが、「その境界線はどこで誰が決めるの?」っていつも疑問に思います。

 

色々と調べたのですが、どうしてもこの基準は分かりませんでした。ただ、フィリピン人は95%以上の人口が英語が話せるという認識を世界的にされているそうです。参考までに、日本人で英語が話せる人は全体の10%以下だそうです。

 

日本もフィリピンと同様に第二言語として英語を習いますし、日本の英語教育ではしっかりと英語の基礎を勉強します。そう考えると95%以上のフィリピン人が英語を話せるって凄いことだと思いませんか?

 

このトピックにぴったりのビデオを見つけましたので、時間がありましたら見てみてください。

 

このビデオの中では「フィリピン人の英語はどれくらい流暢か?」という議論をフィリピン人がフィリピン人に質問しています。

 

上の動画を観た人は英語が得意でなくても分かると思いますが、英語ネイティブ並みの流暢な英語を話していたフィリピン人は1人もいません。インタビューをしていた女性も英語は上手いですが、ネイティブスピーカーが話す英語とは全く違ったもので、ネイティブレベルの流暢さとはかけ離れたものがあります。

 

下の動画では日本で働くフィリピン人ユーチューバーが「なぜ、フィリピン人は英語が話せるか」について説明しています。

 

フィリピン人は「普段の生活の中に英語を話す機会が多いこと」や「95%以上の学校での授業が英語で行われていること」などがフィリピン人が英語を話せる理由だと挙げています。

 

それよりも、女の英語はとてもキレイでネイティブスピーカーに近いものがありますね。フィリピン留学やオンライン英会話で働く英語講師がこれくらい話せればいいですが、現実は全体の10%くらいの英語講師がこれくらいのレベルです。

 

僕の働いていたセブ島の語学学校の英語講師の英語力もさまざまでした。もちろん、みんな英語の先生なので英語はちゃんと話せますし、映画や海外ドラマも字幕なしでも何の問題もなく理解することができると思います。ただ、ネイティブスピーカーのような感覚で英語を話せる先生はトータルでみても数名しかいませんでした

 

TOEICで650点以下のフィリピン人英語講師もいる

過去にフィリピンの語学学校で1年以上働いた経験があるといましたが、その学校では「英語講師の面接採用」「英語講師の授業内容のチェック」「生徒さんからのフィードバック」など全てを僕が1人で担当していました。その学校では、僕が不採用にしたTOEICテストで650点以下だった人を英語講師として採用していたんです。

 

僕は生徒としても違う学校で英語を学んだことがあるので分かりますが、その学校の英語講師のレベルは非常に高かったです。どうしても学校が繫忙期で人手が足りず、不採用になった人を採用したそうです。

 

気になる人も多いと思うので、その学校での英語講師の採用プロセスを紹介しますね。

  1.  TOEICの模擬テストで750点以上を取る
  2. チームリーダーの英語講師と面接(フィリピン語で志望動機や経歴の確認)
  3. 僕と面接(英語でスピーキング力のテスト)
  4. 結果を語学学校のマネージャーに伝え、マネージャーが採用・不採用を決める

 

生徒数の少ない閑散期だと結構厳しく講師採用が行われています。実際、閑散期だと英語講師の数もかなり減るので、本当に質の高い先生しかいませんでした。ただ、生徒数の多い夏休みや春休みになると、語学学校のマネージャーが不合格になった先生を勝手に採用して学校に送ってくるんです。

 

英語講師希望のフィリピン人だとTOEICの模擬テストで750点くらいは普通に取れますが、上記でも説明したようにスピーキング力に難がある先生が多いですね。

 

閑散期だと質の高いレギュラー英語講師で回すことができるので、授業のレベルはかなり高いです。ただ、繁忙期の夏休みとかだと生徒数が5倍以上になる時もあるので、不合格となった先生が「短期採用」で働きに来るんです。そういった理由で、TOEICテストで650点以下でも「元・英語講師」という理由だけで採用されたんですね。

 

*補足*

語学学校のウェブサイトには講師採用のステップがもっと細かくたくさん書いてありますが、ほとんど嘘に近いです。これらはあくまで僕の働いていた語学学校の例なので参考程度にしかなりませんが、英語講師の英語力はさまざまということを認識してもらえれば十分です。

ちなみに、この語学学校の英語講師のレベルはそれでもかなり高い方です。広告をバンバン出しているような有名学校から面接に来た先生もたくさんいたので、どの学校も同じレベルの先生がいると思っていいでしょう。

 

ここでは、フィリピン英語のデメリット的な要素を紹介させていただきました。ただ、それでも「フィリピン人から英語を学ぶメリット」はあると考えています。

 

その理由を紹介していきますね。

 

フィリピン人から英語を学ぶメリット

フィリピン人の英語力が大体分かったところで、こんな疑問を持ったと思います。

 

「なんで英語が流暢ではないフィリピンで英語を勉強するの?」

 

たしかに上記で説明したように英語でスラスラと話せない先生もしましたし、明らかに間違った文法で話している先生もいました。それでも僕はフィリピンで英語を勉強することは非常に効果的だと思っていますし、今でも友達にセブ島の語学学校で英語を勉強することを勧めています。

 

フィリピン人から英語を学ぶ4つのメリットはこちらです。

  • フィリピン人と意思の疎通がしやすい
  • フィリピン人は教え方が上手い
  • フィリピン人はめちゃくちゃフレンドリー
  • いきなり英語ネイティブから英語を学ぶ必要性が少ない

 

1つずつ説明していきますね。

 

【メリット1】フィリピン人と意思の疎通がしやすい

僕がフィリピン人から英語を学ぶことをおすすめする理由の1つが「フィリピン人と英語を使った意思疎通の容易さ」です。

 

フィリピン人は日本人同様に英語を第二言語として勉強します。なので、英語がペラペラな英語講師でも日本人の英語学習者が好んで使うような英語表現を良く使うんです。さらに、フィリピン人は日本の文化やアイドルが大好きなので日本事情にも詳しいですし、多くの日本人に英語を教えているので日本人と意思の疎通がしやすいんです。

 

逆に、オーストラリアやアメリカ人の英語講師は英語はネイティブです。ただ、フィリピン人と比べると日本人の英語に慣れていないので、意思の疎通がかなり難しくなってしまいます。

 

日本人はシャイで知られているので、英語が通じないと感じると英語を話すことができなくなってしまいます。その点、フィリピン人は日本人のアクセントや和製英語にも柔軟に対応して理解してくれます。自信を持つことが何よりも大切な英会話では「理解してもらえる」ことはとても重要なことなんです。

 

【メリット2】フィリピン人は教え方が上手い

英語が上手いからといって英語を教えるのが上手とは限りません。英語ネイティブでも、英語を教える能力がなければ生徒の英語は伸びにくいです。

 

個人的な意見ですが、英語初心者であれば日本人から英語を学ぶのがベストだと思います。日本人にしか分からない細かなところは日本人に教えてもらった方が理解しやすいですよね?

 

上記でも紹介しましたが、フィリピン人は日本人に近い英語を話します。さらに、日本人と同じ非英語ネイティブなので「どのようにして英語を習得するか」の心得があります。英語学習の悩みや壁にぶつかった時に一緒に対処法を見つけることができます。

 

英語ネイティブの先生でも教え方が上手い人はもちろんいます。ただ、彼らは英語ネイティブなので非ネイティブが英語勉強でぶつかる悩みを共有することができません。フィリピン留学が選ばれる理由の1つが「格安の留学費」でもあるので、日本人の次に「日本人」に英語を教えるのが上手なのはフィリピン人となるんです。

 

【メリット3】フィリピン人はめちゃくちゃフレンドリー

聞いたことのある人も多いかと思いますが、フィリピン人はめちゃくちゃフレンドリーです。

 

今までたくさんのフィリピン人に出会ってきましたが、ムスッとしたフィリピン人に合ったことがほとんどないですね。特に語学学校で働くような英語講師は笑顔が素晴らしいチャーミングな人ばっかりです。

 

やはり英語を習うのであれば、楽しい環境でない限り長続きはしません。英語上達のカギは「継続」です。

 

「継続」するためには「楽しい」は必須なんです

 

上の写真を見てもらえれば分かると思いますが、フィリピン人って本当にピュアで可愛いんですよね。男の先生も何人か働いていますが、この学校では100%ゲイでした。ゲイの先生ってめちゃくちゃ可愛くて面白いんです。「英語を話すことが楽しい」そう感じたらもう英語はペラペラですよ。

 

【メリット4】いきなり英語ネイティブから英語を学ぶ必要性が少ない

アメリカ留学ではなく、フィリピン留学やオンライン英会話を受講する方の多くの理由が「リーズナブルな学費」だと思います。

 

もちろん英語ネイティブの先生から英語を学ぶメリットはたくさんありますが、英語初心者の方が英語ネイティブにこだわって英語学習をする必要性は全くありません

 

でも「間違った英語で覚えたくない!」という方も多いかと思います。

 

安心してください。フィリピン人から英語を学んだからといって変な英語を覚えることはないです。特に大人になってから英語学習を始める場合は、文法や英単語といった「基礎英語」は独学で覚えることがほとんどですよね?

 

フィリピン留学で主に学ぶことは英会話力「英語を話す力」なので、そこまでフィリピン英語が影響することはないです。ただ、どうしてもフィリピン人の訛りや発音が気になる方は英語ネイティブの先生に教えてもらった方がいいですね。

 

*注意*

吸収力の高い子供や1年以上に及ぶ長期的な海外留学を計画している場合は、英語ネイティブから英語を学んだ方がメリットは多いです。英語ネイティブから長期間英語を学ぶことで英語ネイティブにしか分からない「感覚で理解する英語」を学ぶことができるからです。

 

大人になってから英語学習を始めた方で僕みたいに「英語ネイティブレベルになりたい!」と思っている方は、フィリピン留学である程度の基礎を付けてからアメリカやオーストラリアで英会話を磨いた方が時間とお金をセーブできるので効率的です。

 

フィリピン人の英語発音って正しいの?

フィリピン人から英語を学ぶ際に気になることの1つが「発音は正しいのか」や「フィリピン訛り」だと思います。アメリカ英語を学ぶ日本人からすると変な英語のアクセントがつくことを嫌う方も多いでしょう。

 

そんな「フィリピン英語」と「アメリカ英語」の違いについて解説していきます。

 

フィリピン英語の発音がアメリカ英語と違う?

まず最初に理解しておいて欲しいことが1つあります。

 

それは「英語は国によって形を変えていく」ということです。

 

英語を公用語としている国はアメリカとフィリピンを含めても67カ国もあります。その中で1つとして同じ英語を話す国は存在しません。「【アメリカ英語とイギリス英語の違い】どっちを勉強したらいいの?」で詳しくアメリカ英語とイギリス英語の違いについて解説していますが、映画で観るようなアメリカ英語を話すのはアメリカだけなんです。

 

厳密に言えば、1部のアメリカだけですね。アメリカの中でも色んなアクセントがあり、日本人が良く耳にする「英語」は標準的なアメリカ英語でアメリカ人全員が話すわけではありません。

 

そこを理解しないで「英語は英語ネイティブから学ばないとダメ」と勘違いしている人が多いんですね。ただ、明らかに変な訛りがある場合はもちろん気を付けたほうがいいです。

 

まずは下の動画を見てみてください。

 

この動画ではフィリピン人の特徴的なアクセントについて説明しています。

 

この動画を見た時は思わず笑ってしまいましたが、本当にほとんどのフィリピン人(学校の先生含む)が彼のように喋ります。僕もセブ留学をしていた時、タクシードライバーが数字の”thirty”を「テルティ!テルティ!」と言い続け、全然理解できなった経験があります。

 

英語を学ぶのであればキレイな「アメリカ英語の発音」を学ぶことはとても重要です。僕も”thirty”を「テルティ」とは覚えたくないです。ただ、ほとんどの英語講師は正しい「アメリカ英語発音」を勉強しているので、そんなことを心配する必要はありません。

 

確かに、動画の彼のような訛りがある先生は多いです。ただ、それが原因で変なアクセントが移るとは到底考えられません。

 

フィリピン留学をするほとんどの方が2週間~3カ月間の短期留学です。オンライン英会話を受講する方のほとんどが週に5~10時間ほどの授業時間だと思います。さらに、フィリピン留学を経験する多くの人がその後オーストラリアやカナダ、イギリスに長期滞在する傾向があります。

 

僕は合計でフィリピンに1年半以上住んだ経験がありますし、今現在オーストラリアに4年近く住んでいますが、フィリピン訛りもオーストラリア訛りもほとんどありません。

 

もちろん、アメリカ英語を勉強したいのであればアメリカ人から英語を習うに越したことはありませんが、フィリピン人から数か月間英語を習ったからフィリピン訛りがうつるとは到底考えられないです

 

フィリピン留学やオンライン英会話の「格安の授業料」を考慮した場合、ちょっとフィリピン訛りがあるくらいではデメリットとして考えにくいですね。それよりも「どんどん英語を話す」これが大切です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はフィリピン人英語講師の英語力や発音・訛りついて、語学学校で働いていた経験から解説させていただきました。

 

デメリットと取れる解説が多かったかも知れないですが、そういった部分をしっかりと理解して英語を学ぶことはとても大切です。言いたい放題言いましたが、フィリピン人から英語を学ぶ価値は十分にあります。僕も自分の英語学習のスタートがセブ島留学で良かったなと心から思っていますし、英語初心者に関わらず上級者の方にもおススメです。

 

これから「フィリピン留学を検討している方」や「オンライン英会話でフィリピン人講師を選ぶことに躊躇している方」の疑問に答えられていれば幸いです。また、「オンライン英会話・オンライン留学」に関する記事もガッツリと解説しているので、そちらもチェックしてみてください。

 

質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。

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