
週5でジムに通っているのに全然筋肉がつかない・・・

女性は筋肉がつきにくいってのは知っているけど、私もボディビルダーみたいに筋肉つけられるのかな?

ジム歴も1年以上になるのに「ジム行ってるの!?」なんて聞かれた・・・
こんにちは、29歳オーストラリア大学生のYutaroです。
ジムに通って、頑張ってトレーニングをしているのに全く筋肉がつかなくて心が折れかけている人いないですか?
テレビやインスタグラムでムキムキのインフルエンサーを見る機会が多いので、自分の体に自信を持てない人が増えているのが事実です。
このブログでは英語学習についての記事ばかりを書いている僕ですが、ジムでの筋トレ歴が7年を超える筋トレマニアです。
英語学習と同時期に始めました。
オーストラリアは日本と真逆の季節なので、10月、11月とこれから夏に向けて絞っている最中です!
筋トレは僕の生活の一部みたいなモノなので、基本的には週6~7でほぼ毎日ジムに行き、大体60分から90分間ガチでトレーニングを行っています。
元々太りやすい体質なので、食事にもかなり気を付けています。
さらに、どこか体の痛みが取れない場合や、疲れている時のみにレストデイを入れるスケジュールなので、やっていることはほとんどボディビルダーと同じです。。
そんな毎日の筋トレと厳しい食事制限を7年以上も続けているにもかかわらず、僕の腹筋は割れていません。
もちろん、周りからは「すごいね!ボディビルダーじゃん!」なんて言われることもありますが、筋トレ歴1年ほどでベンチプレス120キロ以上挙げた友達もいますし、そもそも筋トレなんかしないのに僕よりキレイに割れたシックスパックの友達も多いです。
この記事では、そんな「筋肉と遺伝の関係性」について徹底的に解説していきます。
ボディビルダーはみんな「ステロイド」を使っている!?
筋トレ歴が長い人で筋肉がなかなか使いにくい体質の人なら、こんなことを思ったことはないですか?
「ボディビルダーの筋肉は自然についたモノなの!?」
僕もオーストラリアのジムで筋トレをしていると、不自然に肩だけに集中して筋肉がついていたりと、明らかに「ナチュラル」ではない人はいます。
実際に、プロのボディビルダー大会に出ている様な人達は少なからず何かしらを利用していることは事実です。
ただ、彼らがステロイドを使う前の時点で、僕らが疑うくらいにムキムキだったことも事実です。
実際にインスタグラムなどで見るようなモデルは、ボディビルダーのような優れた遺伝子を持っています。
さらに、写真を投稿する前にトレーニングを行い、筋肉をパンプアップさせます。
パンプアップした筋肉は1.5倍くらいに大きく見えます。
さらに、光の加減で影を作ったり、写真を撮る角度をしっかりと決めることで体のキレが増して見えます。
さらに、何百枚と写真を撮り、その中で1番筋肉が良く見えるものをインスタグラムやSNSに投稿しているんです。
そのベストな1枚の写真を見て、「すごいな~、僕もこんな風になりたい!」となってしまうんですね。
実際にステロイドを使用している人は多いですし、フィジーク界のトップに君臨するような人達は疑わしいと僕は思っています。
ただ、インスタグラムで見るようなムキムキなモデルたちは、ほとんどが恵まれた遺伝子を持っているだけだと思います。
自然に筋肉をつけるには限界がある!?
筋肉をつけるには、いくつかの要素が関係しています。
「恵まれた遺伝子」「管理された食事」「筋肉を追い込むトレーニング」「質の良い睡眠」、どれも筋肉をつける上ではとても重要です。
では、どれが1番大切だと思いますか?
下記で詳しく解説していきますね。
恵まれた遺伝子を持っていないと筋肉はつかない
上でも軽く触れましたが、筋肉をつける上で1番大きな役割を担っているのが遺伝子です。
ボディビルダーのショーでトップに食い込むような人たちは、生まれながらにして筋肉をつける才能があります。
たしかに遺伝子がものを言うのは確かです。
僕が証明できます。
ただ、恵まれた遺伝子だけが全てではありません。
「筋トレ」「食事」「睡眠の質の高さ」も筋肉をつける上で遺伝子と同じくらい重要です。
比率にすると、「遺伝子」50%、「筋トレ、食事、睡眠」50%となります。
遺伝子と他の3つの要素は同じくらいに大切で、全てを兼ね備えた人がボディビルやフィジークの大会で優勝したりするんですね。
なので、例え筋肉がつきずらい遺伝子を持っていたとしても、他でカバーできれば筋肉をつけることは十分に可能ということです。
ただ、遺伝子が恵まれている人の方が圧倒的に筋肉がつきやすいため、適当な食事制限や週3程度のワークアウトでもボディビルを本気でやっている人より筋肉がついているなんてこともよくあります。
実際にアメリカのパワーリフターであるアンディ・ボルトン選手は18歳の時に初めて挑戦したスクワットで250キロ以上の重量を上げることができたそうです。
僕なんか7年以上のトレーニング歴があるにも関わらず、彼の半分ちょいしかスクワットで挙げられません。
遺伝子の違いがものを言うとは、まさにこのことでしょう。。
骨格の大きさと筋肉の関係性
人間の骨格は、産まれる前から遺伝子によって決められています。
筋力トレーニングを行わなくても肩幅が広い人であれば筋肉がついているように見えますし、骨格が大きいということは必然的に筋肉がつく量も多くなります。
実際に研究で明らかになっていますが、骨格の大きい人はそうでない人と比べても格段に速く、多くの筋肉をつけることが可能です。
身長の高さや手首の太さななどでおおよその遺伝子レベルを図ることが可能です。
インターネットで筋トレの才能を計るサイトも多いので、試してみることもおススメします。
年を取るにつれて筋肉はつきにくくなっていく
筋肉とは年齢と共に減少していくモノです。
同じ原理で、筋トレを始めた年齢が遅い方は若い人よりも筋肉のつくスピードが遅い傾向があります。
2010年に発表された研究によると、30歳を超えると10年ごとに3-8%の筋肉を失っていくそうです。
30歳を超えている方は、20歳前後の方に比べると同じ筋トレや食事制限をしても筋肉がつきにくいんですね。
出生体重が重いと恵まれた遺伝子のサイン
何となく理由は分かるかと思いますが、生まれた時に4000グラムを超えるような大きな赤ちゃんは比例してトレーニングをした時に筋肉がつきやすい傾向があるそうです。
お母さんに産まれた時の体重を聞いてみてください。
平均よりも重かった場合は比較的に恵まれているということになりますね。
僕はたしか2400グラムくらいで、比較的に小さな赤ちゃんだったと言われていたので、筋肉がつきにくいのも納得がいきます。
逆に、僕の妹は4000グラム以上で生まれてきたらしく、かなり筋肉質なタイプでした。
今は痩せてだいぶスリムになりましたが、中学校に入るまでは僕より腕相撲が強かったです(笑)
薬指が人差し指より長い人は筋トレの申し子
筋肉をつけるホルモンと言えば、「テストステロン」ですよね?
テストステロンとは男性ホルモンの正式名称で、男性的な象徴である「筋肉」や「体毛」と深く関係があります。
テストステロンの量が多い人は、圧倒的に筋肉がつきやすいです。
このテストステロンは年を取ると共に減少していくため、年を取ると筋肉が落ちてしまうんです。
ボディビルダーが使用する「ステロイド」とは、テストステロンと同じような働きを持つ成分で、体に注入することで筋肉の発達を促します。
なので、いかに自然にテストステロンを増やせるかが筋肉をつける上で大切です。
テストステロンを増やす方法はいくつかあり、1番効果が高いのが筋トレですね。
あと、良質な睡眠や食事を取ることでテストステロンを多く分泌することが科学的にも証明されています。
テストステロンの量を調べる方法はたくさんありますが、1番簡単なのが「自分の薬指の長さ」を見ることです。
薬指が人差し指よりも長い男性は、テストステロンの量が多いんです。
赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時にどれだけのテストステロンを浴びるかによって男の子になるか女の子になるかが決まるそうなんです。
同じ男性でもテストステロンの量が多かったり、低かったりは赤ちゃんの時から決まっているんですね。
また、女性のテストステロン値は男性の1/10程度しかないそうです。
女性が筋肉をつけることは、本当に大変なんですね。。
お母さんのお腹の中にいた時によりテストステロンを浴びていた人、は薬指が人差し指よりも長くなる傾向があり、その逆もまた然りです。
これは科学的にも証明されており、ウサイン・ボルトなど有名なアスリートは薬指が人差し指よりもだいぶ長い傾向があるそうです。
今すぐにチェックできるので試してほしいですが、チェックする時は右手の指を見るようにしてください。
左手よりも右手の方にテストステロンの影響が出やすいそうです。
アジア人はそもそも筋肉がつきにくい
これは正直どうしようもできないことですが、他の国の人と比べてもアジア人筋肉がつきにくいそうです。
映画などを見ていて気付いた人も多いと思いますが、ハリウッドスターってみんな必要以上に筋肉ムキムキじゃないですか?
日本ではジャニーズ系のスリムな可愛い男性がモテると聞きますが、海外ではスーパーマンみたいなマッチョがやっぱりモテるそうです。
そういった文化の違いからジムに通うのが当たり前のハリウッドスターが筋骨隆々なのは納得できますが、科学的にも証明されているんです。
黒人が遺伝子的に1番恵まれていて、その次に白人、最後にアジア人の順番で筋肉がつきやすいそうです。
オリンピックのパワー系のスポーツでアジア人があまり活躍できないのも、遺伝子的に難しいのかも知れないですね。
まとめ
いかがでしたか?
きの記事では、「筋肉と遺伝子の関係性」について紹介しました。
自分に筋トレの才能がないって残念ですが、自分のリミットを知ることで筋トレメニューも変わってきます。
また、今日紹介した内容は、あくまでも筋肉をつける上で大切な50%の要素です!
残りの50%である、質の良い筋トレ、食事、睡眠はあなた次第でいくらでも変わります!
昔と比べるとアジア人でオリンピックの金メダルを取る機会も格段と増えてきましたし、ボディビルの世界でも日本人の山岸選手がトップ10に入ったりと遺伝以外でも筋肉をつけることは十分に可能です。
ジム初心者が隣で250キロのスクワットをガンガンやっていたらやる気がなくなる気持ちも分かりますが、人と比べずに筋トレのゴールは自分のベストになることを目指して頑張りましょう!
僕も腹筋が割れにくい遺伝子をお父さんから引き継いでしまったようですが、比較的に腕は筋肉がつきやすく、恵まれている所もどこかしらあるので7年以上もずっとトレーニングが続いているんだと思います。
筋肉が全然つかないと思う気持ちも僕はすごく分かりますが、筋トレも英語学習と一緒で継続さえしていれば何とかなるものです。
一緒に頑張りましょう!
今回の記事を通してタメになったと思ってもらえたら光栄です!
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