こんにちは、Yutaroです。
「英語が話せたらカッコいい」
「英語で金髪美女・イケメンを口説きたい」
こんな理由だけで英語学習を始めても、英語学習の難しさを痛感してしまうとモチベーションを維持することは非常に難しいです。
というのも僕がその1人で、10代の頃から英語には興味がありましたが、何をしても三日坊主で継続ができませんでした。22歳の時にフィリピン・セブ留学を経験するも帰国後はモチベーションを維持することができず、結局フィリピンで得た英語は全部忘れてしまいましたね・・・
しかし、それから10年近くが経ちますが、僕は30歳にして未だに英語学習を継続しています。今オーストラリアのホテルでフロント業務ができているのも、英語学習を継続してきたからです。
この記事では「英語学習を継続するために明確な目的を持つメリット・目的を見つける方法」について、自分や英語が得意な友達の経験を基に解説していきたいと思います!
明確な目標がないと英語学習が続かない理由
僕を含め、僕の周りにも英語を勉強したいって人はたくさんいました。大人になってから僕に「英語を教えて!」と頼んできた中学時代の友達も何人かいましたが、今は結婚や子供が生まれたのを機にやめてしまったそうです。
フィリピンでも生徒としてだけでなく、スタッフとして働いていた経験から1,000人を超える英語学習者に出会ってきましたが、留学後も英語学習を継続している人は本当に一握りしかいないんですよね。
フィリピンの語学学校で働いていた時に新しい生徒さんのオリエンテーションを僕が毎週行っていたのですが、そこで必ず留学を決意した理由を聞いていたんです。「転職の関係や英語を使った仕事に就きたい」が多かった印象が強いですが、みんなが決まって言うのが「特に理由はないけど、英語に興味があるから」だったんですよね。
何となく英語学習を始めるのはOKだけど・・・
僕もそうだったので「英語に興味があるから」程度の感覚で英語学習を始めるのは、もちろん問題ありません!むしろ、英語学習を始めるキッカケとして1番多いのではないでしょうか?
ただ気にしなければいけないのは、1度英語学習を始めた後なんです。
フィリピン留学でも、ワーキングホリデーでも、ただ単にカッコいいからなんて理由でも英語の勉強を始めるキッカケとなればいいですが、帰国後やモチベーションの低下と同時に英語学習をやめてしまう人が非常に多いんですよね。そうなるとせっかくスタートを切れたのに、そこで終わりになっちゃうんです。
僕は18歳の頃に小学校ぶりに英語の勉強を始めましたが、3日と持たずやめてしまいました。その後またやる気が出て、スピードラーニング的な教材を使って英語の聞き流しを始めるも3週間くらいで諦めちゃいましたね。僕が継続できなかった理由は単純に「ただやっていただけ」だからです。目的もなくただ英語を勉強していただけなので続きませんでした。
明確な目的があるとモチベーションを維持できる
21歳の時にアメリカ横断に失敗し「本気で英語をマスターしたい」と思い、フィリピン留学を決意し3か月間ガチで英語を学びました。しかし、帰国後はやる気スイッチが切れ、何もしませんでした。そんな三日坊主な自分が嫌で23歳の時にワーホリでオーストラリアに行くのですが、今振り返ると僕が英語学習を継続している時って明確な目的や目標があったんですよね。
オーストラリアにワーホリで行く際は「ワーホリで不自由な生活をしないため」に日本を出る前から英単語を覚えるようにしていました。
オーストラリアの語学学校に通っていた時は「ホームレスにならないよう仕事探しのため」に毎日『フレンズ』を見て勉強していました。
仕事をゲットした後は「英語ネイティブの友達と同じレベルで会話がしたくて」英語学習を継続していました。
ワーホリが終わる時は「オーストラリアの大学に進学することを決めていたのでIELTSで6.0を取るため」にフィリピンで働いたり、日本でも英語漬けの生活を送っていましたね。
30歳となった今は英語学習に対する目的や目標はないです。しかし、ある程度の英語力があるので基本的な生活は全て英語で行っており、英語学習は普段の生活の中で自然に行われている状態です。こうなると意識しなくても勝手に英語力が上がってくるのが分かるようになりますよ。
明確な目的を設定することで、その目的を達成することがモチベーションとなり継続が簡単になります。
「TOEICで600点を取る」が目標の人は、TOEICで600点を取るために努力すると思います。そうなるとやるべきことも明確になるので、行動に軸が生まれ継続に繋がりやすくなるんですね。
英語学習を継続するための目的を見つける
英語学習は継続が全てです。にもかかわらず、成長が感じれるのは英語学習を継続して数か月後のこと。(人によっては数年かかる)
これだとモチベーションを維持できないので、いとも簡単に挫折してしまうんです。しかし、英語学習の目的さえ明確になればモチベーションの維持が簡単にできます。さらに、ある程度のレベルに達すればモチベーションがなくても日常生活が英語学習になるので英語は伸び続けるだけです。
ここでは、英語学習を何となく始めたはいいけどモチベーションの低下を感じている人に「英語学習を継続する為の目的の見つけ方」を紹介していきます。
この記事で紹介する英語学習の目的はこちらの8つです!
- 海外に移住する
- 夢や将来の目標のため
- 海外旅行を楽しむため
- 英語テストで高得点を取りたい
- 海外ドラマや洋画を字幕なしで楽しみたい
- 外国人の恋人が欲しい
- 英語が話せるとカッコいい
- 子供のため
これから紹介する例を参考に、自分の目的を鮮明にしていってください。
海外に移住する
僕の経験上、1番効果的だなと感じるのは「海外に住む・移住する」ですね。海外に移住する際は、生きるために英語を学ぶようになります。
英語が全く話せない状態でアメリカやオーストラリアに住むのは簡単なことではありません。そうなると、日本を出る前からしっかりと英語の勉強をするようになります。英語が話せないと海外で仕事を見つけるだけでなく、アパートメントを探すことすら大変ですからね。
僕もワーホリ時に資金がたくさんあった訳ではないので、語学学校の費用が無駄にならないように日本を出る前から英語学習を頑張っていました。
時間に余裕のある方は、ワーキングホリデーなどを使って海外に長期間住んでみることをおすすめします。飛行機を予約してしまうと、時間が迫って来るプレッシャーから嫌でも毎日英語を勉強するようになりますよ。
夢や将来の目標のため
外資系企業や海外での現地採用など、「英語を使って働く」ことを目標にするのもモチベーションアップに効果的です。
フィリピンの語学学校で知り合った生徒さんの1人が東京の外資系企業で働いているのですが、彼は留学後も3年間毎日スターバックスに行きTOEICの勉強をしていたそうです。
彼が語学学校の生徒で僕がスタッフという立場だったので知っているのですが、彼の留学時のTOEICスコアは300点以下でした。3年後の今は、880点まで点数が伸びたそうです。
彼は常に海外進出を目標としていて、日本の外資系企業で働くためにはTOEICの点数が必要なことは知っていました。「TOEICで高得点を取る」という明確な目的がモチベーションとなり、継続が容易にできたということですね。
僕も英語学習を始めた時から「ホテルのフロント業務に就きたい」という目標がありました。なので、そこに向かうために英会話力をずっと磨いてきたんです。将来的に英語を使った仕事がしたい人は「どんな仕事に就きたいのか?」を明確にすることも大切ですよ。
海外旅行を楽しむため
人気の長期休暇の過ごし方と言えば「海外旅行」ですよね。
行く国にもよりますが、世界共通語である英語を話せることで海外旅行の充実度がかなり変わってきます。英語が話せないとレストランでの注文も大変になるし、トラブルに巻き込まれることも多くなってしまうでしょう。また、旅行先での急なプラン変更なども英語が堪能でないと難しいですよね。
頻繁に海外旅行に出かけるようにすることで、英語でコミュニケーションが取れないたびに「今度こそは・・・」とモチベーションアップに繋がると思います!
英語テストで高得点を取りたい
TOEICやIELTS、英検など自分の英語力を数字で測れるテストはたくさんあります。「それらの英語テストで高得点を取る」なんてのも効果的な目的ですよね。
英語学習に関わらず、何かを継続するコツは「常に成長を感じること」です。でも、英語学習って成長を感じにくいランキングで上位に食い込むくらい、成長を感じにくいんですよね。(成長を感じにくいランキングなんてモノは存在しないのでググらないでくださいね(笑))
しかし英語テストを受けることで、自分の英語力が数字となって現れるようになります。そうなると、英語テストを受けるたびに自分の成長が目に見えて分るので、継続がしやすくなるんです。もちろんTOEICのスコアが下がる時もありますが、それはそれでやる気スイッチが入りますよね。
海外ドラマや洋画を字幕なしで楽しみたい
洋画や海外ドラマ、ネットフリックスなど日本で話題となる多くの作品が英語圏で作られています。今話題の『ストレンジャー・シングス』もアメリカの作品ですね。
もちろん、日本語吹き替え版や日本語字幕をつけることで海外作品を楽しむことはできます。日本人の声優陣はレベルが高いので、作品の質が落ちる心配も少ないですよね。ただ、どうしても英語から日本語に翻訳しづらいシーンも多いので、オリジナリティが減ってしまうことはあると思います。
実際に英語学習を始める22歳までは、洋画や海外ドラマは日本語吹き替え版しか観たことがありませんでした。なんか変なこだわりがあって、作品の中に字幕が映るのが好きじゃなかったんですよね。
英語学習を始めてからは、逆に英語版でしか観なくなりました。そうなると、今まで気づかなかったアメリカンな笑いとか他国いじり、英語にしかない表現が楽しめるようになったんです。「」なんか日本人にしか楽しめない洋画や海外ドラマの見方ですよね(笑)
海外ドラマや洋画を使った勉強法もおすすめの英語学習法なので、モチベーションを維持するにも効果的です!
外国人の彼氏・彼女が欲しい
日本に住んでいるとなかなか出会いも少ないですが、外国人の彼氏・彼女が欲しい人は多いと思います。
僕は今現在オーストラリアに住んでいますが、オーストラリア人男性は背が高くてイケメン。みんなモデルみたいです。日本人女性が恋愛目的でオーストラリアに来るのも納得がいきます。オーストラリア人女性もキレイな人が本当に多いです。
僕の客観的な意見ですが、日本人女性は英語が話せなくても外国人の恋人は見つけやすいと思います。ただ、日本人男性は英語が話せないと外国人の恋人は見つけにくいです。
英語が話せるだけで、恋愛対象が「日本のみ」から「世界」へと変わるんです。
将来のパートナーが、数千キロ離れた国で生活しているかも知れないですからね。僕は日本から1万㎞以上離れているメキシコ人と恋に落ちたこともあります。
また、オーストラリアでワーホリ中にティンダー越しで出会ったオーストラリア人とデートに行ったことがあるのですが、英語ができなすぎて2回目のデートを僕が断ってしまいました。心が折れたってやつですね(笑)
せっかくデートまで漕ぎつけたのに、自分の不甲斐なさにショックから当分立ち直れませんでした・・・それが僕のやる気に火をつけたってのもありますね。
僕と同じ過ちをしないように、今のうちに英語をガチで勉強しておきましょう。
英語が話せるとカッコいい
英語が話せるとカッコいいって明確な目的がないような気がすると思いますが、「カッコいい」や「モテたい」も立派な目的だと僕は思います。
というのも、僕がここまで8年以上英語学習を継続できたのも「英語が話せたらカッコいい」に憧れを持ち続けてきたからなんです。もちろん、上記で紹介した理由も含まれていますが、英語初心者の段階では「モテたい」「英語が話せたらカッコいい」など不純な動機だけでいいんです。
しかし、実際多くの人が似たような動機で英語学習を始めますが、結局長続きしないんですよね。なぜかと言うと、こういった人たちは明確な「カッコいい」や「モテたい」のイメージができてないからなんです。
僕が英語学習を継続できなかった時は「カッコいい」や「モテたい」の具体的なイメージがありませんでした。なんとなく自分が英語をペラペラ喋ってる、それがカッコいい・・・そんなぼんやりしたイメージだけ。だから三日坊主だったんです。
結婚したら太っちゃって、痩せたいけどダイエットが続かないのと同じですよね。痩せても太っててもパートナーがすでにいるので、カッコ良くなる・キレイになる必要性があまりないんです。でも独身で恋人がいない人は、頑張って理想の自分に近づけるように努力すると思います。
英語学習における「カッコいい」も同じなんです。「英語ができないからモテない・かっこよくない」と結びつけることで、それがやる気になり継続が簡単になります。
僕は21歳の時にアメリカ横断バックパッカーの旅を決意し、2カ月間のプランで1人でアメリカに行きました。しかし、英語が話せないことと初めての1人海外だったことからホームシックになり、2週間も経たずに日本に帰国してしまったんです。
その時の話は「海外1人旅を計画の方必見!-アメリカ横断バックパッカーを大失敗した話(面白い体験)」から読めますが、自分の英語力の低さとかっこ悪い自分に、ただただ恥ずかしい気持ちしか残りませんでした。
その時の悔しさが今でも鮮明に記憶に残っているので、少しでもカッコよくなるために英語学習を続けているんです。だから、英語で失敗するって英語上達には欠かせないんです。
1度失敗してかっこ悪い自分を知って、そこからカッコいい自分を想像しながら英語学習に励むと継続が簡単に感じるはずです!
子供のため
英語と日本語を話せることで得られるメリットはたくさんあります。なので、多くの人が英語学習を始めるんですよね。しかし、大人になってからの英語学習は難しい・・・だから、英語が話せない人が多いんです。
でも、帰国子女や英語ネイティブと日本人のハーフは多くの確率で英語と日本語がネイティブレベルで話せます。
言語学習は年齢が低いほど吸収力が高く効率的なことと10年以上の言語学習の経験から、大人になった時にネイティブレベルで2つ以上の言葉を話すことができるんです。
しかし、子供の英語教育は簡単ではありません。親の並々ならぬ努力と「英語環境+日本語環境」の両方が必要になります。なので、海外で日本人に育てられた帰国子女や日本人と英語ネイティブに育てられたハーフは英語と日本語がペラペラなことが多いんです。
今はグローバル化しているので、子供の英才教育に奮起している人も多いと思います。しかし、子供をインターナショナル保育園や学校に入れるとなると学費だけで物凄い額になってしまい、一般家庭には厳しいですよね。
子供向けの英会話教室もおすすめですが、それだけだと英語に触れる時間が圧倒的に足りません。そうなると、家で親が子供に英語を教える必要性が出てくるんです。中途半端な日本語英語を教えたくはないと思うので、子供のために今のうちに英語を勉強しておく必要があるんですね。
子供の将来のためなら頑張れそうな気がしませんか?
まとめ
今回は「明確な目的がないと英語学習が続かない」「モチベーションを上げるための目的の見つけ方」の2つに焦点を絞って記事を書きました。
僕もそうですが、周りの友達で英語が得意な人は、必ず何かしらの目的やゴールに向かって英語学習に励んでいる人ばかりです。なんとなくで英語学習を始めた人も、スタート地点に立った後は明確な目的を持つようにすることで継続が簡単になりますよ。
この記事を読んでもまだ目的が明確にならない人も、今は気づいてないだけで明確な目的があるはずです。「なんで英語学習をしているのか?」だけは理解できるようにしておきましょう。
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