こんにちは、Yutaroです。
僕は過去にワーキングホリデーを使ってオーストラリアに2年間滞在しました。英語が全く話せない+ワーホリについて何も知らない状態でワーホリに行ってしまった僕は、大変な思いもたくさんしましたね。
この記事では、ワーホリ前にやるべき準備と勉強を紹介していきます!
今回のブログはこんな方におすすめです。
- ワーホリに行きたいけど、出発前に何をするべきなのか分からない
- 初めての1人海外で不安だらけ
- 英語が全然できないけど、ワーホリに行くべきか迷っている
この記事で紹介するステップバイステップに準備をしていけば、充実したワーホリになること間違いないです!
ワーキングホリデーに行くなら1年前からプランを立てよう

「ワーホリに行きたいけど、何をするべきか分からない」
友達からワーホリに行った話を聞いたり、ツイッターのニュースでたまたま目にしたり、ワーホリに行く理由は意外と漠然としたものが多いです。
ワーキングホリデーに行く目的はさまざまですが、初めてのワーホリ・海外となると心配要素も多くなります。少なくても6カ月、できれば1年間はプランを立てる時間に使いましょう。
【ステップ①】ワーホリで何をしたいのか?」を明確にする
まずワーホリに行くプランを立てる前に1番最初にやるべきことがあります。
それは、「ワーホリで何をしたいのか?」を明確にすることです。
- 英語学習
- お金稼ぎ
- 海外経験を得る
- 外国人の恋人探し
- ストレス発散
- 世界一周の通過点
- 旅行
ほとんどが「英語学習」ですが、お金を稼ぎに来ている人や日本での仕事に疲れ、そのストレスを発散するためにワーホリに来る人も多いです。
上記に当てはまらない目的の方もいるかと思いますが、突発的な旅行でない限りは1年間ほどはプランをしっかりと立てる必要があります。
英語が話せれば話せるほどワーホリは充実する
言うまでもないですが、英語が話せなければワーホリ中に苦労することも増えます。
英語が話せる状態でワーホリ行くと、何事もスムーズにことが進むのでストレスを感じることも少なくなるでしょう。
ワーホリ中にも英語は上達しますが、英語がある程度できる状態だと上達の速さもだいぶ変わってきます。
ワーホリ前に英語でコミュニケーションが取れるくらい上達させるには、少なくても半年間から1年間くらいは日本でしっかりと勉強しておくと効率的です。英語学習にはUnagiブログの「英会話上達の完全マップ」の記事を参考にしてください!
ワーホリで生活が安定するまでに30万は必要
ワーホリに出稼ぎに来る人は多いです。
最低時給の高いオーストラリアであれば、1年間のワーホリで500万貯めることだって可能です。
しかし、何事にも初期費用はかかります。
ワーホリで留学エージェントを使わないにしても、航空券からビザ代、仕事が見つかるまでの生活費、家が見つかるまでのホテル代、食費…
少なく見積もっても30万円くらいは必要になるでしょう。
ある程度の英語力がある人であれば、渡航時に手元に30万くらいあれば余裕のあるスタートが切れるはずです。
しかし、ワーホリ開始時に英語力がゼロに近い人は、仕事探しや家探しに時間がかかるため50万円ほどは準備しておいた方がいいでしょう。
日本で30~50万を貯金することを考慮すると、半年から1年前からプランを立てるのがベストということになりますね。
ワーホリ出発までにやるべきこと

ワーホリで何をしたいのか、ワーホリの目的・目標がはっきりしたら今度はワーホリで行きたい国を決めましょう。
ステップ②ワーホリで行きたい国を決める
2022年12月時点で、日本人がワーホリできる国は29カ国あります。ソースは下記のリンクです。
先ほども触れましたが、ワーホリの目的や目標によって選ぶ国も変わってきます。
ワーホリでやりたいことが英語学習であれば、もちろん英語を母国語とする国を選ぶ必要がありますね。
- オーストラリア
- イギリス
- ニュージーランド
- カナダ
- アイルランド
英語のアクセントに気を付けて
ワーホリができる英語圏の国は上記で挙げた5つがありますが、国によって話される英語のアクセントが違うので注意が必要です。
詳しいアメリカ英語とイギリス英語の違いや、オーストラリア英語の特徴などは下記の記事で読めるので参考にしてください!


もちろん、韓国語が勉強したいのであれば韓国に、フランス語を勉強したいのであればフランスですね。
お金を稼ぎたいならオーストラリア
下記の記事でワーホリで1,000万貯める方法を紹介していますが、ワーホリでやりたいことが「お金稼ぎ」であれば、オーストラリアに行くことを全力でおすすめします。
ツイッターを見るとカナダでもレストランで働けばチップが貰えるので稼げるそうですが、本気でお金を貯めたいのであればオーストラリア一択になりますね。
ステップ③ワーホリに必要な資金の調達
先ほども説明しましたが、ワーホリで稼ぐにしても初期費用は必ずかかります。
- ワーキングホリデー申請費用:510ドル(約4,5万円)
- 航空券:3万~
- ワーホリ保険:15万~
- パスポート:5年有効1,1000円、10年有効1,6000円
- 宿泊費:5万~
- 食費:3万~
行く国によって初期費用も変わってきますが、1番人気のオーストラリアであれば渡豪後にかかる資金を含めなくても25万円近くかかってしまいます。
そこに空港までの移動費や仕事を辞めてからの生活費等もかかるので、実際はもっとかかると考えた方がいいでしょう。
オーストラリアで収入を得るまでの最速は2週間
オーストラリアで仕事を得て収入を得るまでにかかる時間は人それぞれですが、早い人でも2週間はかかるでしょう。
幸運なことに、オーストラリアは給料の振り込みが1週間、もしくは2週間がほとんどです。
しかし、日本を出る前からオーストラリアで仕事をすでに獲得しているワーホリビザ所有者はほとんどいないはずなので、渡豪後すぐに仕事探しを始めても仕事が決まるまでに早くても1週間はかかります。
そうなると、順調に仕事が決まった人でもワーホリでの初給料は早くて渡豪してから2週間後になるんですね。
オーストラリアは物価の高い国なので、給料ナシで2週間を生き抜くにはそれなりのお金がかかってしまいます。
仮に格安のバックパッカーホステルに泊まることができても、一泊3,000円の2週間滞在で4,2000円はかかってしまいます。
物価の高い国にワーホリに行くのであれば、渡航後に使えるお金が少なくても30万はあると生活がラクになるでしょう。
英語初心者や行く国の言語が全く話せない人であれば、50万~150万円は銀行にあるとストレスないワーホリ生活が送れるはずです。
ワーホリ前にやるべきおすすめのバイト
先ほどは、「ワーホリ前にお金を貯めておく必要がある」と言いましたが、ワーホリで役立つ経験をしておくと仕事も見つかりやすくなります。
ワーホリで多くの人が就く仕事はホスピタリティ業界になるので、日本にいるうちにそういった経験をしておくと面接で有利になりますね。
- カフェやレストランでの接客業
- ホテル受付
- ハウスキーピング
- キッチンスタッフ
- ツアーガイド
このタイミングでワーホリでも使えるクレジットカードを作っておくと後々ラクになりますよ!おすすめは、VISAかMastercardです。
ステップ④パスポート取得・ワーホリビザ申請・航空券の手配
パスポートを持っていない人は、パスポートの取得をしておきましょう。
ワーホリビザも取得後1年間は有効なので、ワーホリに行く時期が決まったら早めに取っておくことをおすすめします。
また、航空券も早い段階で値段を確認しておけば、航空券が安い時期を選んで渡航することもできますね。早めにチケットを買えば安く済むので、こちらも早めに行動しておきましょう。
ステップ⑤持ち物の準備
ワーホリに行く1カ月前にはワーホリに持って行く持ち物の準備を始めてください。
下記の記事で詳しく「ワーホリに必要なモノと実はいらないモノ」を紹介しているので、参考にしてください!
ステップ⑥役所に行く
1年間のワーホリ中に国民健康保険や年金の支払いをしたくない人は、役所で住民異動届を提出しておく必要があります。
これをやっておかないと、日本に帰国後に結構な額の年金と健康保険を支払うことになるので、気を付けた方がいいです。
携帯電話の手続きも済ませておく
役所に行ったついでに、携帯電話の解約も済ませておきましょう。
海外でも使えるSIMフリーであれば、そのままでいいですがSIMフリーでないスマホはSIMロックを解除しておくことを忘れずに!
ステップ⑦日本でやりたいことをやっておく
ワーホリに行く前にするべきことの最後は、日本でしかできないことをやっておくです!
海外生活が始まれば、日本の友達や家族に当分の間会えなくなります。
会えるうちに会えるだけ会っておきましょう!
- 友達や家族とできるだけ多くの時間を過ごす
- 美味しい日本食を食べる
- 温泉に行く
- スキーやスノボをやりまくる
- 野球観戦・サッカー観戦
- 漫画を読み漁る
- 夏祭り・花見・紅葉
- 日本を観光しておく
僕が日本に帰って今すぐにでもやりたいことです!
3年も日本に帰ってないので、文字では伝わらないくらいこの8つがやりたくて仕方がありません(笑
ワーホリ前にできる限りの英語力を付けよう


そうです。「やっぱりか」と思っていることは分かってます。
でも、英語は必須です!
英語ペラペラになる必要性はありません。
しかしできる限りでいいので、今よりはできるようになっておきましょう。
英語ができればワーホリはもっと充実します
英語が話せなくても、海外で生きていけます。
英語が話せなくても、オーストラリアでローカルの仕事は簡単に見つかります。
英語が話せなくても、外国人の友達はたくさんできます。
英語が話せなくても、最高の思い出は作れます!
しかし、
英語が話せたら、もっと良い仕事に就けます。
英語が話せたら、もっと友達と深い話ができます。
英語が話せたら、もっと最高の思い出が作れます!
説明の必要はないと思いますが、英語が上手く話せるに越したことはありません。
ワーホリ前にするべき英語学習法
英語学習にこれといったカタチはありません。難しく考えずに、今やれることだけをやっておけばいいです。
文法より英単語が大事!
英語初心者であれば、英文法の勉強よりも英単語を覚えることに専念してください!
文法がぐちゃぐちゃでも会話はできますが、単語を知らなければ会話は成り立ちません。
仮にたどたどしい日本語の外国人が「あのー、トーキョー駅にワタシが行かせてください?」と質問をしてきても、東京駅に行きたいんだなってすぐ理解できますよね?
「東京駅 どこ?」だけしか知らなくても意思の疎通ができ、道案内をしてもらうことができます。
しかし、「東京駅」「どこ?」の単語すら知らなければどこに行くこともできません。
英語初心者のうちは文法よりも英単語です。
とりあえず文法のことは忘れて、英単語だけを覚えまくってください。文法は後からで十分です。
おすすめは『フレンズ』を使った英語学習
このブログでは何度も取り上げていますが、僕の英語力を上げたのが海外ドラマの『フレンズ』です。
詳しい勉強法は下記の記事で読めますが、英語上達には効果絶大なのでワーホリ前に英語力を上げたい人は必ず読んでください!
ワーホリ前に文化の違いを理解しておこう


ワーホリ前にそこまで気にする人は少ないと思いますが、文化の違いを知らないと困ることがたくさんあります。今のうちにある程度の知識を付けておくとワーホリで困ることも少なくなるでしょう。
20代後半や30代のギリホリ(ワーホリの年齢制限ギリギリで来られる方)と呼ばれる世代の方たちは、特にこの文化の違いに戸惑うことが多いです。
日本の縦社会をガッツリと経験してからのワーホリだと、カルチャーショックを受ける人も少なくありません。
海外ではシェアハウスが基本
最近だと日本でもシェアハウスに住む方が少しづつ増えてきましたが、オーストラリアではシェアハウス、もしくはルームシェアが基本です。
僕も2年間のワーホリでオーストラリア人と6カ月、韓国人と4カ月、日本人と4カ月、台湾人+香港人と2ヶ月、チェコ人と4カ月間のルームシェアを経験しました。
今の学生時代も含めるともっといます。
1人部屋のシェアハウスにも5カ間住んだことがありましたが、家自体には僕以外に6人住んでいました(中国人、フランス人、インド人、パキスタン人、オーストラリア人)。
今住んでいる家もかなり大きなシェアハウス(プール付き)で、トータルで14人住んでいます。
この家も僕以外に日本人が1人、タイ人たくさん、オーストラリア人たくさん、ブラジル人、パキスタン人と多国籍です。共同生活となると文化の違いなどから揉め事になったりトラブルに発展することもあるので、文化の違いを知っておくことはとても大切なんですね。
シェアハウスでのトラブルをまとめた記事があるので、そちらも読んでみてください。
ワーホリ前にフィリピン留学もあり


ワーホリ前にやるべきことの1つとして挙げられるのが英語学習ですが、日本で英語の勉強ができる人は少ないです。
そんな方におすすめなのが、ワーホリ前のフィリピン留学です!
ワーホリに行く前に英語を勉強しなければいけないことはみんな知っています。
しかし、ワーホリに行けば英語ができるようになると思っている人も多いですし、そもそも英語を話す機会の少ない日本で英語の勉強をできる人はあまりいません。
だから、強制的に英語の勉強をするフィリピン留学が、ワーホリ前におすすめされるんですね。
僕はそこまでプランを立てていた訳ではないですが、結果的にワーホリ前にフィリピン留学をした1人です。


ワーホリ前にフィリピン留学をすることで、短期間でもガッツリ英語を勉強できます。そうなるとワーホリでも十分通用する英語力を身につけて海外に行けるということなんです。
フィリピン留学についてはいくつかブログで紹介しているので、下記の記事をチェックしてみてください。



もちろん、日本でもしっかりと英語学習ができる人であれば、ワーホリ前にフィリピン留学に行く必要性はありません。それでもフィリピン留学はおすすめですけどね。
【まとめ】準備は早めに
今回の記事では、ワーホリ前にやるべきことを海外歴8年を超える著者がステップバイステップに解説しました。
ワーホリでの目的が英語学習であれば、今すぐにでも英語学習を始めてください。ワーホリで行きたい国からビザの取得まで、できるだけ準備は早めにしておきましょう。
英語力が足りないなと思った時にフィリピン留学を先にすることができたり、リゾバを延長したりと柔軟に動くことができるはずです。
質問や感想等ございましたら下のコメント欄、もしくはツイッターまでお願いします。
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